2015年8月3日月曜日

Re:女生徒 太宰治「女生徒』装丁展





ここのところ、装丁展を振り返っていましたが
今年も装丁展をすることになりました。

テーマは太宰治の『女生徒』です。

太宰治の『女生徒』という小説を知っていますか?
14歳の少女の一日が独白体で綴られる
1939(昭和14)年の作品です。
『人間失格』や『斜陽』ほど有名ではないかもしれません。
文庫本にして50ページほどの小さな話です。
ひたすら思春期の少女の日記を除き見るような内容ながら
ただセンシティブなだけに終わらせず、
最後まで読ませる作品に仕上げている太宰治は
やっぱりスゴいんだなと思わせます。
この一遍の小説で一冊の単行本を作りました
カバーは7人の装丁家が7通りのデザインを施しています。
『Re:女生徒』では、その本と装画を展示いたします。


Re:女生徒 太宰治「女生徒』装丁展

 

<装丁>
折原カズヒロ/石間淳/河村誠/白畠かおり
武中祐紀/原田恵都子/福田和雄
<装画>
あずみ虫/オガワミホ/風間勇人
瀬島志保子/原田リカズ/山下以登
Re:女生徒サイト


2015年8月7日(金)~12日(水)
オーパ・ギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-1-23.1F
TEL 03-5785-2646
Open:11:00-19:00(最終日17:00まで)


*追記
本展示会は終了いたしました。
ありがとうございました。