装丁を担当しました。
こちらは3月9日に発売になった
『フィルターバブル』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)です。
版元の紹介より─
インターネットの検索や購買記録の傾向から、
その人にぴったりの検索結果やお薦めを表示するパーソナライズ技術。
パーソナライズドフィルターによって、
人は自分が興味を持っている情報や企業の薦める情報ばかりを見るようになり、
「フィルターバブル」に閉じこもることになる――。
「フィルタリング」問題に警鐘を鳴らすニューヨーク・タイムズ・ベストセラー。
『閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義』改題文庫化。
メガネ少女は町田七音さんの立体イラストによるもの。
装丁を考えているときに近くで町田さんの個展が開かれていて
それを見て「これはこの本にぴったりだ!」タイトルから「バブルに閉じ込められている人物」のイメージで
装丁を依頼されていたのでした。
町田さんの個展には、さりげない人物の作品がたくさん並んでいて
ほかのものでも提案していたのですが、こちらが採用になりました。
彼女は個展で買い手がついてもらわれていったのですが
持ち主に撮影のお願いをして、こうして形になりました。
個展終了後1か月で本が書店に並ぶというスピードでした。
町田さんと大人気の彼女に感謝です。
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