2017年6月21日水曜日

『アジアから考える』

刊行は3月とすこし前ですが、こちらは装丁を担当した
水羽信男=編『アジアから考える 日本人が「アジアの世紀」を生きるために』(有志舎)A5判並製

国際政治学・歴史学・文学・人類学など様々な視点からの「アジア学」入門のための一冊です。

斜めのラインと赤を基調としたグラフィカルなイメージで構成しました。

・カバー:アヴィオン/ハイホワイト
・オ ビ:エコジャパンR/ゆき
・表 紙:エコジャパンR/ゆき
・見返し:新・星物語/テラコッタ
・別丁扉:クラシッククレストST-FS/雪





2017年6月9日金曜日

『香害 そのニオイから身を守るには』



岡田幹治=著『香害 そのニオイから身を守るには』(金曜日)

こちらは装丁と本文デザイン、DTPも担当した書籍。

「香害」という言葉は聞きなれないかもしれませんが
意味はわかりやすいと思います。
柔軟剤や洗剤などの過剰な香りによる害のこと。

この本では香害の解説や対策などについて書かれています。
香害については共感できるという方も多いのでは?
個人的にも苦手なものなのですが、中には健康を損ねる人もいるそうなので
好き嫌いだけではすまされないですね。

ちょっと驚いたのが図書館で「書籍消毒機」という、紫外線と消臭抗菌剤で本を消毒する機械が使われているということ。
そんなことになっていたとは。

カバーデザインは、わかりやすく写真で洗剤のイメージを表しました。
洗剤・柔軟剤のパッケージを模した花柄の案もあったのですが
ちょっとわかりにくいということで、こちらが採用になりました。

オビと本文で伊藤ハムスターさんのイラストが使われています。

「香害」が気になる方はぜひ。

・カバー:ヴァンヌーボV/スノーホワイト
・オ ビ:コート
・表 紙:スノーブルーFSK
・見返し:STカバー/ひわ
・別丁扉:NTラシャ/にぶ桃


2017年5月30日火曜日

『ハムレット、東北に立つ』



下館和巳=著『ハムレット、東北に立つ 東北弁シェイクスピア劇団の冒険』(国書刊行会)

こちらは装丁と本文フォーマットを担当した書籍。

シェイクスピア劇を東北弁で演じる劇団「シェイクスピア・カンパニー」の
成り立ちから日本各地での公演、本場イギリスへの挑戦、
そして東日本大震災の被災地をめぐる旅のことなどを綴った本です。

オビの
「すっか、すねがだ、なじょすっぺ」というのは
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」というハムレットのフレーズを
東北弁にしたもの。

東北人として言わせてもらうと
「なすべきか、なさざるべきか〜」の方が近いと思いますけど。
「なじょすっぺ」は「どうしようか」というニュアンスですね。

シェイクスピアの肖像は要るだろうということで
似顔絵に定評のある鈴木勇介さんにお願いしました。
日本酒に「沙翁」と入れたのは鈴木さんのアイデアです。


カバー用紙はエンボスの利いたサガンGA。
保護のためマットPP加工をしていますが、風合いは残っています。

・カバー:サガンGA/プラチナホワイト
・オ ビ:サガンGA/プラチナホワイト
・表 紙:気包紙U/ディープラフ
・見返し:エコジャパンR/もも
・別丁扉:TS-8/Y-6(うすクリーム)

2017年5月22日月曜日

『謎解きの英文法 動詞』


毎回装丁を担当させていただいている「謎解きの英文法」シリーズ
久野暲・高見健一=著『謎解きの英文法 動詞』(くろしお出版)

9巻めになります。
今回はオビのキャッチコピーに合わせて猫の画像を使っています。

猫の画像を選ぶのは大変楽しく、つい脇道にそれてしまいました。

こんなPOPも作ったり。


以前のものはこちら
『謎解きの英文法 副詞と数量詞』
『謎解きの英文法 使役』
『謎解きの英文法 時の表現』

2017年5月21日日曜日

『おいしい病院食は、患者を救う』



だいぶ間があいてしまいました。
ここ数ヶ月の仕事の一部をアップしていきます。

まずは薬袋麻耶 =著、長村洋一=監修『おいしい病院食は、患者を救う』(ウェッジ)

カバーまわりと本文デザインを担当しました。
食事をイメージする皿とスプーンをモチーフにしました。
病院食の話であまり派手な食器もおかしいのでプレーンな形に。
タイトルやオビの文字の色で明るさを出しました。


かつて監修の長村洋一氏の著書の装丁も担当しました。
むやみに拒絶するのではなく、添加物に対する正しい認識が大切ということがわかります。

・カバー:パターンズ/エグシェル/ホワイト
・オ ビ:コート紙
・表 紙:トーンF/WG1
・見返し:タント/N-58(オレンジ)

2016年12月16日金曜日

『50歳からはじめる人生整理術』




柴田和枝=著『50歳からはじめる人生整理術 終活のススメ』

就活ならぬ「終活」のススメとあるように
人生の幕引きの時のためにさまざまなモノやコトを整理しておく整理術の指南書です。
対象はかなり具体的で、写真整理とデジタル遺品(ネットサービスのアカウントなど)
それに自分の思いや希望を伝えるためのエンディングノートの作り方。
かなりデジタル寄りなのです。

写真は本人が亡くなってからでは整理が大変。
デジタル機器を活用して整理する方法や、スキャナーの選び方まであって親切です。

エクセルのエンディングノートがダウンロードできて、こちらも便利。

デザインとしては、デジタルっぽくなりすぎないように、
リビングテーブルの上にさりげなくあっても違和感ないような
そんな装丁を目指しました。



それにしても「終活カウンセラー」というのがあるんですね。
著者は「写真整理アドバイザー」という資格制度も立ち上げたそうで、知らないところでいろいろ世の中は進化してますね・・・

2016年12月14日水曜日

『キューバ革命 1953〜1959年』



こちらは装丁を担当した河合恒生=著『キューバ革命 1953〜1959年』(有志舎)

この本についての版元のブログです。
有志舎7月の新刊、『キューバ革命 1953~1959年』
カストロの死去と『キューバ革命』

この本が刊行された4か月後にカストロが亡くなり
期せずしてキューバ革命を振り返るタイミングになりました。

青い横ラインと赤のアクセントはキューバの国旗をイメージ。
帯の地にうっすら入った三角も。

・カバー:Mr.B/ホワイト
・オ ビ:コート紙
・表 紙:NTストライプGA/クリーム
・見返し:NTストライプGAクリーム
・別丁扉:TS-7/P-67(水色)