2014年1月29日水曜日

『平和構築へのアプローチ』


こちらの本は装丁を担当した、
伊東孝之=監修、広瀬佳一・湯浅剛=編『平和構築へのアプローチ』(吉田書店)です。
紛争と平和構築に関する研究書です。

A5判で440ページのボリューム感、3,800円+税という定価を考え
あまり軽い感じではなく、それなりに落ち着きのある装丁を考えました。
といっても、重苦しいのもよくないので、
グラデーションと白い切り込みのデザインで構成しました。

色は当初、ブルーと黒のグラデーションだったのですが、編集者の希望により
グレーでまとめることになりました。

カバーの用紙はハンマートーン。
ハンマーで打ちつけたようなデコボコ感が特徴です。
単調になりがちなグレーのデザインに、
このデコボコで複雑なニュアンスを与えようと考えました。
さらにグレー部分の右側には、石のような点々をデザインしました。


カバー:ハンマートーンGA/スノーホワイト *グロスニス加工
表 紙:アヴィオン/ホワイト
見返し:タント/S-5(グレー)
オ ビ:コート紙

http://www.amazon.co.jp/平和構築へのアプローチ――ユーラシア紛争研究の最前線-広瀬佳一/dp/4905497183/

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