以前装丁した単行本が文庫になりました。
人気アニメ『東のエデン』を、原作・脚本・監督の神山健治さんが自ら小説化したものです。
あらゆる願いを叶えるノブレス携帯と100億円を託され12人のセレソンに課されたのは「日本を救う」こと…ストーリーだけ聞くと荒唐無稽なお子様アニメか?とも感じますが、希望を持ちにくい今の日本の空気をとらえたマニア向けにとどまらない作品です。
文庫は単行本のデザインを引き継ぎ、細かい調整をしたのみです。
単行本の装丁のときには、アニメのロゴタイプは使わず小説らしい文字使いを、ということで筑紫明朝でタイトルを組みました。
装画はもちろん、アニメのキャラクター原案を担当した羽海野チカさんです。
同時期にデザイン作業をしていた『イシュタム・コード』との小さな偶然が。
それについてはこちらで→『イシュタム・コード』
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