2012年11月1日木曜日

『神は数学者か?』


こちらは1年ほど前に刊行されたものですが、
マリオ・リヴィオ=著『神は数学者か?』(早川書房)です。

ポピュラー・サイエンスと呼ばれる分野の本で、
数学は人間が作り出したものなのになぜこんなにいろんな現象を説明できるのか、宇宙はまるで数学者が作ったんじゃないか…というようなことが書かれています。
原題もそのまま「Is God A Mathematician ?」

編集者のアイデアで、ウィリアム・ブレイクの『ニュートン』の絵をトリミングして使いました。

「神」ということで表1に十字を作り、そこにタイトルを載せました。
タイトルの並び方に一瞬「ん?」となるでしょうか。
ま、でも読めるでしょ?
(ヨコ組5行のタイトルと思ってください)

背も少しだけ十字に見えるようになっています。
さすがにこっちのタイトルは表1と同じ並びにはできなかった…


カバー:ヴァンヌーボVG/スノーホワイト *艶ニス加工
オ ビ:コート紙
表 紙:アラベール/ウルトラホワイト
別丁扉:タントセレクトTS-7/N-8
見返し:アラベール/スレートブルー

この著者の本を担当するのは3冊目で、
過去の2冊も同じくポピュラー・サイエンスの本でした。


最初の『黄金比はすべてを美しくするか?』がこの分野としてはヒットとなり何度か増刷されました。
現在は文庫も出ています。(文庫の装丁は担当ではありません)



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