2012年11月22日木曜日

『誰もがイライラしたくないのに、なぜイライラしてしまうのか?』



11月刊行の新刊です。
ジョー・パルカ&フローラ・リクトマン =著、黒木 章人=訳『誰もがイライラしたくないのに、なぜイライラしてしまうのか?』(総合法令出版)
タイトルがいいですね。
つい内容を知りたくなってしまいます。

他人の携帯電話はなぜイライラするのか?
黒板をツメで引っかく音は?

そんなイライラをまじめに追求している本です。
トウガラシが最初は辛くても次第に美味しく感じてしまうような現象を
「良性マゾヒズム」というそうで、何となく気に入りました。
動物にはないらしい。
そりゃそうだ。

詳しくはこちらへ。

装丁へのオーダーは、まずはスッキリ明るめの色合いというもの。
イライラの追求というある意味軽妙なテーマですが
単なるトリビア本とはちがい、科学的に解析した本なので、
軽過ぎてもNG。

写真を加工して使用したのは、編集者さんの案。
いくつか写真を探し、組み合わせてみたりもしたのですが
この写真に落ち着きました。
頭上のぐるぐるっとした線はマウスで描きました。

タイトルは少しくだけた雰囲気にしたくて
フォントワークスのロダンNTLGというフォントを採用。




全体に赤/黄/白を中心にした軽めの色合いを
見返しの濃い紺色で引き締めました。

・カバー:コート紙
・サイタン/ハイホワイト/四六判Y目100kg
・表紙:アラベール/ホワイト
・見返し:サイタン/ネイビー
・別丁扉:エコジャパンR/たんぽぽ

これを読めばイライラすることがなくなる…
というわけではなさそうですが、少しは心に余裕ができるかも。
ぜひ!

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