2012年9月13日木曜日

『すぐに使える中国人との実践交渉術』



吉村章=著『すぐに使える中国人との実践交渉術』(総合法令出版)の装丁を担当しました。(写真左)

台湾や中国での豊富なビジネスコーディネートの経験を元に、中国人とのビジネスでの付き合いや交渉などをノウハウ化したもので、最初の『すぐに役立つ中国人とうまくつきあう実践テクニック』が好評を博し3冊目まで刊行されました。

写真右の1冊目のときは「中国本といえば赤」というパターンが多かったので、それを少し外しつつ、でもほかの色のイメージが強くならないようにという方向で作りました。
タイトル下のラインは握手をイメージしています。習慣や考え方を知って中国とうまくつきあおうという意味が込められています。
5本のラインでできていますが、最初は3本ラインでした。編集者に「3本を5本にすればより『握手』に見えない?」
実は握手のつもりはなく、「つきあう/つながる」イメージとして入れていただけなのですが…

3冊とも根本的なテーマは同じですが、シリーズとして見られると逆に2冊目、3冊目の売れ行きが落ちるということで、あえて別の本として装丁しています。でも、全く別の人の本に見えると今度は書店員に並売してもらいにくくなるということもあり、ふんわりと同じ空気にしてほしいというオーダーもあり…

そんなこんなで、これが空港の書店などで売れ(ビジネスマンが出張のときに購入)『交渉術』まで続いています。
1冊目のオビ、2冊目のオビ、3冊目のオビと、だんだん著者が自信に満ちてくるのがおわかりでしょうか^^

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